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『コトバのない冬』 @東京国際映画祭



好き度:★★★☆☆

人気俳優の渡部篤郎さんの初監督作品ということで注目!
真冬の北海道を舞台に、言葉を話せない男(渡部篤郎)と、
記憶をなくしてしまった女(高岡早紀)の切ないすれ違いを描いた作品。

とりたててドラマがあるわけでもなく、音楽もほとんど排除されていて、地味でしたが、詩的で美しい。
ラストシーン以降、このストーリーはどんな風に続いていくんだろう?
彼女は記憶をとり戻すのか?とり戻したら、二人の関係は・・・・?
そう思わずにはいられない余韻が残ります。

一番印象的だったのは、高岡早紀さんの美しさかな。
ほとんどノーメイクに近かったと思うのですが、
一面銀世界の景色に負けずおとらず色が白くて美しいこと。
ラストシーンの、細かい心の動きの表現も台詞なしで見事でした。

舞台挨拶にもこられていましたが、ドラマで魔性の女のイメージが強いですが、
終始ニコニコ笑みをたやさず、自然なゆったりやわらかいオーラに包まれていて
好感度がとても高い素敵な女性でした。
(さすが、自分から告白したことのない女・・・だったかな?)

終映後のティーチ・インでは渡部監督が登場し、1時間もQ&Aの時間がありました。
上質なスーツをさりげなくきこなし、贅肉など一ミリもないようなスタイルのよさ。
そして、物言いも穏やかで丁寧で、大人の男性ですね〜!!素敵

この映画は、ワンシーンにつきワンテイク、NGなしだそうです。
台詞はあるものの、その台詞の前後は全て役者さんに任せたそうで、
それを最初から最後までとりっぱなしという手法をとったそうです。
どうりで、やけに会話シーンがリアルで・・・。役名を言い間違えたりしていたので、
絶対アドリブって思ったところも多々あり。
渡辺えり子さんの会話シーンは常にマシンガントークだったのですが、
実は台詞は2行だけだったそう・・・・(爆笑)

特にねらって演出したわけではないとおっしゃっていましたが、
役者さんとの信頼関係がないとこういうシーンはとれないでしょうね。
やはり、ご自身も役者であるということが大きいのではないかと。
高岡さんも「非常にやりやすかった」とおっしゃっていましたし。

渡部さん自身もコトバを話せない男性役で出演されてましたが、さすがですね〜。
彼がスクリーンに映るだけで空気がしまるというか、引き込まれます。
「台詞がない役は難しくなかったですか?」との質問には
「監督がいて、その監督の思うように演じることが一番難しいんですよ。
今回は自分が監督で、監督が思っていることは全てわかるわけで、演技は簡単でした。
台詞がある、ないはお芝居にはあまり関係はないですね〜。」と。

終了後、花束を抱えていったん退場しかかったんですが、急遽また戻られて
「僕はこういう場に慣れていなくて非常に抽象的なことしかいえないんですが、
それをずっと上手く訳してくださった通訳さんに感謝します!」とお礼を述べられていました。
実際、難しい通訳だったんですが、非常にスムーズに訳されていたのでたしかに!と思いました。

この作品は配給は未定だそう・・・・。

・・・・・裏話として!
ティーチインはこの日だけの予定だったのですが、渡部さん自身が非常にこの時間が楽しかったそうで、
急遽別の上映日にもティーチ・インを実施することに決まったそうです

『THE CODE/暗号』 @東京国際映画祭

インプットばかりでアウトプット追いつかないよ〜!!!




好き度:★★☆☆☆


「探偵事務所5」というシリーズの一環である作品だったようです。
所属する探偵はすべて5ではじまる3ケタの数字が通称で
今回は暗号解読の天才507(尾上菊之助)が主役。

林海象監督の「濱マイク」シリーズは好きだったのでこれもまた期待してました・・・が。
面白いのは、最初の15分だけだった・・・・ 
川崎のショッピングモールなど、テロリストが複数箇所に爆弾を仕掛けて、
それぞれの現場に探偵が向かい、テロリストの通信を傍受して手にいれた暗号を
507が次々に解き、爆弾解除の方法を指示。それが制限時間ギリギリまでひっぱるなど
結構ドキドキしました。
暗号解読研究所もレトロなつくりで雰囲気あって面白い。
ここまでのツカミはばっちりでした。

ああ、なのに。

上海が舞台となる本筋にはいるなり、もうストーリーがぐだぐだでどうしようもなく。
無意味な伏線が多いし、ヒロイン(稲森いずみ)の心の揺れ動きなんて全然理解できないし。
個々のキャラクターは面白いのにそれを活かしきれていない。
あまりにも疲れたので終映後のティーチ・インをパスしてしまいましたよ・・・。

舞台挨拶は豪華でした!

林 海象監督、尾上菊之助、稲森いずみ、宍戸 錠、松方弘樹、松岡俊介、
佐野史郎、貫地谷しほり。

赤いチャイナドレスで登場した稲森さんはとても綺麗でしたが、顔が能面のようで怖かったです。
どちらかというと貫地谷しほりさんのほうがずっとニコニコして、目が大きくキラキラして可愛かったな
宍戸錠さんは、ジョークを連発していて舞台挨拶を盛り上げてくれていました。
サービス精神が旺盛ですね!

『ぐるりのこと。』


好き度:★★★★☆

『めんどうくさいけど、いとおしい。 いろいろあるけど、一緒にいたい。』

「ハッシュ!」以来6年ぶりの橋口監督作品。
その間に監督は鬱病に苦しんだそうだけれども、
これほど限りない優しさに満ちた作品を届けてくれた。
それだけで、本当にありがとう(感涙)といいたくなる素晴らしい映画でした。

リリー・フランキーって才能あふれる人だし、実生活でもかなりモテるだろうと思う。
だらしなくて、とらえどころがなくて、もういい加減疲れちゃったな〜と
別れようとするまさにその瞬間に、これ以上のない優しさをくれたりする。
こういう男に惚れてしまったら女はなかなか離れられない。
カナオのキャラもそれに近いものがあり、
本当に自然体で演じているように見える彼は、適役だと思った。

しっかり者の翔子(木村多江)とちょっと頼りないカナオ(リリー・フランキー)。
10年の月日にわたる二人の夫婦の絆、愛を描いた作品。

以下、ネタバレ含みます。

『クライマーズ・ハイ』


好き度:★★★☆☆
「ジャンボ機が消えた?」
1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に日航機墜落。
死亡者520名という未曾有の大事故。
全権デスクを命じられた悠木と、地元新聞社記者たちによる壮絶なる1週間が幕を開ける。

試写会で鑑賞。

あれからもう20年以上たつんですね・・・。
あの暑い夏、怒涛のように毎日報道された航空機事故。
原作者の横山秀夫氏は、当時群馬の地方紙の記者であり、
その時の経験をもとに「クライマーズ・ハイ」を執筆したそう。
映画でもそのリアルな感触が伝わってきます。

事故そのものが描かれることはほとんどなく、
その報道に携わった者たちの熱い闘いが中心に描かれる。
この事故の悲惨さ、生命の重さを新聞はどこまで伝えられるか?
異常な高揚感のなか、
妬みより足をひっぱる上司。
編集局と販売局の社内の立ち位置の違いからおこる社内の争い。
地元地方紙の意地として全国紙にさきがけてのスクープを狙う駆け引き。
ギリギリの極限状態の中、報道の使命をまっとうしようともがく
全権デスク悠木を堤真一が大熱演ぴかぴかしてます。

とにかく役者がみんないい演技してるんですよね。
現場にまっさきにとんだ記者役の堺雅人もかなりよかったです。

ただ、報道の現場と平行して描かれる難攻不落な衝立岩への登山のシーンは
本筋とうまくリンクできていなかったような気がして、残念でした。

ともあれ、2時間半、男たちの熱い闘いをたっぷり堪能できました。

『奇跡のシンフォニー』


好き度:★★★☆☆

エヴァン(フレディ・ハイモア)は孤児院で暮らす11才の男の子。
心の耳を通して聞こえてくる音を通じて、名前も顔も知らない両親とつながっていると信じている。
そしてあるとき、音に導かれて彼は孤児院を脱走。
NYの街角にたどりついた彼はギターを奏ではじめる。
彼の音楽は果たして両親の耳に届くのだろうか・・・・。

試写会で鑑賞。
入り口で「涙をおふきください」とプリントがはいってるティッシュを一箱を渡される(笑)
そんなに泣くのかい!!

この家族が離れ離れになったいきさつや、
孤児院を脱走した後のエヴァンの音楽の才能の開花ぶりの激烈さが
かなり現実離れというかご都合主義のため、ちょっとはまれなかったです。
「ファンタジーだから・・・」という言葉ですむレベルではないと思うな。

ただ、「チャーリーとチョコレート工場」のフレディ君が、
両親に会いたい一心でひたすら音楽を奏でるさまは、あまりにもけなげで可愛すぎ。
そして、劇中ではロック、クラシック、ゴスペルなどなど様々な音楽が流れるのですが
どれも素敵なんですよね。
音楽に浸るだけでもじーんとします。

ちなみに隣の女性は途中から泣き続けていらっしゃいました・・・・。

あと、父親役のジョナサン・リース=マイヤーズ!!
ラブバラードを歌うさまがなんともセクシーで、キュン死しそうでしたよラブラブ
ホントに歌ってるのかな?
あまりよく知らない俳優さんなのですが、「マッチポイント」見てみよう・・・。

『悲しみが乾くまで』



試写会で鑑賞。公式ホームページはコチラ→ 赤りんご 

ベニチオ・デル・トロ & ハル・ベリー、オスカー俳優の見応えある競演。
心から愛していた夫を突然の事件で失った女。
悲しみを癒すために、女は夫の親友だった男に共同生活を提案する・・・。
愛する存在を失った時に、人はどのように悲しみを乗り越え、再生していくのか・・。

期待するような起承転結やクライマックスはなし。
「どうして私を置いて死んじゃったのよ〜!!」のような号泣シーンもなし。
地味な映画ですが、非常に繊細な二人の演技が堪能できます。

私の愛するベニチオ・デル・トロ様ラブひさびさの出演作!!!
今回は元弁護士でヘロイン中毒患者という難しい役どころですが、

・・・私、本当にこの人が大好きです・・・ポッ

座っていても、無造作に立っていても、タバコを吸っていても、ヤクを打っていても(・・・オイ!)
どれも、本当に漂うばかりの魅力にあふれていて、うっとりです・・・。
不器用な優しさ、ヤクを断ち切れない自分の弱さ、人生を半ば諦めている哀しみ。
いろんな表情をたたえる眼の演技は、素晴らしかった。
せつなさに胸を締めつけられながら、時にはドキドキしながら
その一挙手一投足に目を奪われ続けました。あ〜、幸せきらきら

しかし!今回はレビューできず。
なぜなら、前半寝ちゃったから・・・・zzz
一生の不覚です。この日は3時間しか寝ていなかったので、突然睡魔が・・・。
多分、私の記憶がない前半部分で、女にとって夫は、男にとっては親友は、
どれほど大切な存在であったかを丁寧に描くシーンがフラバではいってたはず。
・・・・未消化です。どこかでもう1度見たいと思います。

ちなみに、トロ様の次回作は、スティーブン・ソダーバーグ監督でチェ・ゲバラの物語だそう!
絶対、ハマリ役だと思う!

『クラッシュ』

好き度:★★★★☆

最近、鑑賞作品はヒット続きで嬉しい♪人が勧めてくれる作品はやっぱり面白いですね。
2006年アカデミー作品賞受賞。

一件の自動車事故をきっかけに、さまざまな人の人生や思いが交錯し、
ぶつかりあっていくドラマですが、脚本のうまさに唸りました。
別に解決策が提示されるわけではないので、すっきりとしたラストではないのに、
あと味は不思議な爽やかさです。

人種のるつぼアメリカでは、人種差別と一言でいっても
それぞれの人種、階層でさまざまな形があるようで。

誰もが日常生活の中で、いろいろなストレスを受けている。
それが重なり、自身の内に積もってしまうと
そのハケ口をどこかに求めてしまう。えてして対象は自分と異質なもの。
それが、また新たな差別や、他人のストレスを生んでしまう。

そんなネガティブな感情の連鎖のような日々に、起こる非日常な出来事。
物理的にぶつかる(クラッシュ)することにより、
感情のぶつかりが発生し、抱えていた思いは意外な方向に形を変える。

憎悪が赦しに。
同情が敵意に。

無知が叡智に。
孤独が癒しに。

クラッシュがきっかけで、多数の登場人物に起こる感情の変化。関係性の変化。
この表現がそれぞれ味があって好きでした。

今の私たちは、できるだけ他人と素の感情をぶつけあうことを避けてしまう。
別にそんなことをしなくても生きていけるし。
でも、それはある意味、かなり孤独でもある。

感情のぶつかり合い。でも、それは人間だからこそできるもので。
そこから何かが変わる。
その方向がいいか悪いかはわからないけれども。

今の社会が抱えている問題が全て解決して、
誰もがハッピーになれる世界っていうのは不可能ではあるけれど
なんとなく、一筋の光が見える、そんな作品です。

『カンフーくん』

JUGEMテーマ:映画


好き度:★★★☆☆

東京国際映画祭で見たのですが、感想を書くのを忘れてました・・・・。
どんだけ、物忘れがひどいのか・・・あせあせ

中国・少林寺にある武術学校に通う天才少年・カンフーくんは向かうところ敵なし。
しかし、免許皆伝のためには「最後の敵」を倒さなければいけない。
その「最後の敵」は日本にいる・・・!!
師匠の技で日本に飛ばされたカンフーくんが、最後の敵を倒すべく
大活躍するカンフーアクションコメディ(?)

2000人の中からオーディションで選ばれたカンフーくん(チャン・チュワン)が可愛い〜♪
「まるこめ」君のようです。
映画の中でも「うわ〜!かわいい〜!くりくりしていい?」と
何回も頭をくりくりされてます(笑)
そんな可愛いさに似合わず、カンフーの技は、むちゃくちゃキレがあります!

そして、日本でカンフーくんの面倒を見るのが、太極拳の達人・泉ちゃん(泉ピン子)。
映画の中では「ニュー幸楽」という中華料理屋の女主人です(笑)
もはや、日本一白衣が似合う女優・・・。

泉ちゃんとカンフーくんが技をくりだすシーンは、CGも織り込みつつ
結構面白いです。

笑いあり、涙あり、そして「正義は最後に勝つ!」
子供がとっても楽しめる映画だと思います。
姪っ子と一緒に見たいかもムード

『歓喜の歌』

JUGEMテーマ:映画


好き度:★★★★☆

いや〜、楽しい映画でした♪
大晦日を翌日に控えて、手違いで二組のママさんコーラスグループのコンサートを
ダブルブッキングしてしまい、その解決に文化会館の主任がドタバタ奮闘する物語。

主人公は典型的なお役人で仕事に対しても本当にやる気がない。
自分のミスは部下のせいにしたりして、
面倒なことが起こっても、へらへら口だけで乗りきって・・・。
私生活では外人ホステスにいれあげて、妻子に愛想つかされ別居中。
ダメ親父である。このダメ親父を演じる小林薫が物凄く上手いんですきらきら

彼が何かしでかすたびに映画館では笑いが巻き起こっていましたわーい
本当にどうしようもないダメっぷりなんだけど、
どうにも憎めなくて見ているとだんだん応援したくなってくるんです(苦笑)

このママさんコーラスに参加している主婦の皆さんは
それぞれ何らかのの問題を抱えつつ、ふんばって一生懸命毎日を生きていて
生活に追われていながらもなんとか時間をやりくりして、
みんなとコーラスをすることがひとときの楽しみ。
大晦日に「歓喜の歌」を歌うことは何よりも大切だから、
文化会館のミスなんだから!とどちらもひこうとはしません。
そのハザマにたって四苦八苦する主任にまた笑わされました。

と思えば、ホロリとくるシーンもあり。
まさかママさんコーラスで泣くとは・・・・。

がんばっていれば、人生、なんとかなるし。
たまにはいいこともあるって!
そんな気分になる映画でした・・・・。うん。好きだ。

↑の「歓喜の歌」のブログパーツですごく可愛いヤッタv
泳いでるのは「らんちゅう」です。
何故、らんちゅうなのかは映画を見てからのお楽しみラブ

『クローズ ZERO』


好き度:★★★☆☆

強いものが頂点(てっぺん)になる。

なんて、シンプル。
他の学校では手に負えないワルばかり集まっている鈴蘭高校で
一番強い奴になる。ただそれだけを求めてエネルギーを燃焼しつくす。

・・・青春っていいなぁぁ・・・・。

ナイフもピストルもなく、生身の体だけでやるガチンコ勝負。
殴り合いのシーンも、ただただかっこよい!
最初から最後まで喧嘩のシーンでもよかったぐらいだ。

クライマックスシーンの雨がふりしきるなか、源治(小栗旬)と芹沢(山田隆之)の闘い。
両者、自分に託されている他者の思いの重みを感じながら
渾身のエネルギーをこめて殴りあう・・・。かっこいいのひとことです!

もちろん、他の学生も一人一人、キャラ確立されていてそれぞれいいんだなあ。
(・・・とても高校生には見えないけど)
今回、桐島ヒロミ役の大東俊介君がキラリと光ってました。今後、要注目。

まさにこの映画は
イケメン☆パラダイスラブラブ

・・・あ。不純でごめんなさい。

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