好き度:★★★☆☆
私はドラマのHEROがすっごく好きでして。
人気ドラマは映画となると期待が大きくなりすぎるのか
話がうすっぺらくなっちゃって落胆することが多いから今回もちょっと不安でした。
・・・・結果、思ったよりよかった
波岡君も、やっぱりあの面構えはいいな。強烈なインパクトが残りました。
何も考えずに衝動的に人を殺しちゃって、いつのまにか裁判ゲームにまきこまれ、
なすすべもなく、ただ流されるだけ。
感情の起伏をあまり表すことはないんですが、その表情が妙にリアルでした。
でも、もっと台詞を与えてほしかったよ・・・・(泣)
・・・それと古田新太氏、相変わらず美味しすぎです(笑)
ところどころにつっこむ所はあり、たとえば。
韓国シーンは急遽とってつけたようであまり意味はなく、
蒲生弁護士は思ったよりあっさり折れすぎだし、
花岡代議士の棒読みはかなり気になった。
でも、やっぱりキムタク演じる久利生はかっこいい!
(14年連続好きな男には異議がありますが)
変な色気はださず、今後、久利生だけをずっと演り続けるのがベストだと思うぐらいです。
新聞では数行で終わる小さな事件でも、その裏にある愛する者を失くした哀しみの大きさを、
だからこそ何が起こったか真実を明らかにする必要性を
法廷で久利生が語るシーンはぐっときました。
あと、城西支部の面々の相変わらずのやりとりは好きだし、
いろんな小ネタにはニヤニヤしちゃいました。
あのお馴染みの曲が流れるとアドレナリンが分泌しまくり。
HERO 万歳!!
しかし、あのラストはびっくりしました。スペイン語でキメてくるとは。
動揺した自分が少ししゃく(笑)