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『クィーン』

クイーン

好き度:★★★★☆

いまだに強烈に記憶に残っているダイアナ妃の悲劇の交通事故死。
事故が起こってから1週間のエリザベス女王の苦悩を描いた作品。

当時、王室はダイアナ妃の死についての公式コメントをすぐにはださなかった。
確かに、ダイアナ妃はすでに王室とは関係のない人間だったし、葬儀も国葬にする必要はなく、
哀しみにくれる王子たちを世間の喧騒から守るために、マスコミの前にはでたくない。
女王の判断は、しごくまっとうだったんだなあと思う。

ただ、ダイアナ妃を突然失った国民の悲嘆はすさまじく
そのことを女王はすぐには理解できない。
国民はもっていきばのない哀しみを、冷淡な対応しかしない王室への怒りに転じ、王室批判がまきおこる。

日本でも「ダイアナ妃は女王が暗殺を命じた」なんて噂がまことしやかに流れたことを思い出す。

即位してから50年以上も国民のために自分の人生の全てを捧げてきた。
その国民から拒否され、あまりにも国民の感情と乖離した自分の立場に深く絶望し、孤独を感じる女王。
途中から気の毒で気の毒で・・・・。

小さな女の子から花束を受け取り、涙ぐむシーンの演技はちょっと鳥肌ものでした。
しかし、あれクライマックスなんだけど、予告でがんがん流すのはいかがなものでしょうかね。

思慮深く賢く勇敢でかつ繊細な女性。
そして、一国の君主である孤高な存在。
この映画を見て女王を敬愛せざるをえません。
イギリス国民もきっと好きなんだろうな〜。

当時、国民の心情をいちはやく察し、うまくたちまわった若き新首相ブレア氏は一躍人気者。
この映画では非常によい描かれ方をしてます。

しっかし。現在はイラクへの武力派遣により急速に支持率低下し、
引退を表明。かたやエリザベス女王は即位50年を過ぎても益々人気。

映画の冒頭でブレア首相に
「私が承認する首相はあなたで10人目です」と女王の台詞がありますが、
まさに格の違い、感じますね。ちなみに一人目はウィンストン・チャーチルですって。

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