DIARIO-M

「24」さながらのテロ事件が日本で勃発。
核爆弾を搭載した米軍のステルス機が某国の工作員に爆弾をしかけられ、
北アルプスに墜落。
工作員たちは搭載された核爆弾を起爆し、日本壊滅を狙う。

・・・スケールは大きい！でも、こういう話ってやっぱり日本では無理なのかな。
テンポはよくて、あきずに最後まで楽しめますが、
ハリウッドのアクション映画を見慣れちゃうと、どうしても迫力不足を感じます。

雪山の戦闘シーンも、お互い白い服で、どっちがどっちかわからないまま、
じみ〜に戦闘おわっちゃったし。自衛隊弱すぎだし。
ヘリコプターによる救出作戦も、降りられずに帰っちゃうし。
しまいにはナパーム弾発射し、民間人含めて敵を全員焼いちゃうって・・・。
乱暴すぎるやろ・・・。

舞台挨拶ありですから、観客の８割は女性。

そんななか、

大沢たかお、玉木宏、最後に二人とも死亡！！　

って、オイ！
ずいぶんと思いきった映画です。

ラストに、死を覚悟した元戦場カメラマン大沢たかおが、
モニター映像を通して息子に最後のメッセージを送るシーンでは、
当然、会場にはすすり泣きがあちこちできかれ・・・。
『アルマゲドンか』というツッコミはさておき。

やっぱり、ぐっときましたね。
軍人でもない普通の人間が、身をすてても家族を守る姿を一番表現したかったと。

私的に、やはり愛する女性とおなかの中にいる子供を守るため、
組織を裏切り、自爆した工作員役の波岡君がよかったなあ〜

最後の舞台挨拶には、ステージに近い席へソッコ移動。
いや〜。皆さんは輝くばかりに男前＆美しい！ゴージャスな舞台挨拶でした。


舞台挨拶中、何度もスタッフが「危ないので手すりから身をのりださないでください！」
と注意してましたが、
こんなにゴージャスな面々、そうおがめないもの。２階一番前列、全員身をのりだしてかぶりつきでした

映画観おわった後に、監督や出演者の生の声が聞けるってのは
やっぱり映画祭の醍醐味ですね。楽しい〜♪