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『重力ピエロ』


好き度:★★★★☆

「家族の愛は、重力を超える」

原作を先によんでしまったらまず、映画は観ません〜。
自分が想像する本の世界とかけはなれていて落胆したり、物足りなく思ってしまうことが多いから。
幸いにも伊坂作品は、ほとんど読んでいないので、こころおきなく映画を堪能〜。
おかげで謎解きの部分も楽しめたし、
鑑賞後は「原作を読んでみたい」と思える映画でした。

「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」とサラリと癌を告白する父親の台詞など
素敵な言葉がいっぱいあったな〜。

真面目な兄とマイペースでありながら何か激しい想いを内に秘める弟。
容姿もおよそ似ていないんだけれど、仲のよい兄弟。
加瀬君&岡田君のキャスティングは、はまっていたと思う。
ちょっと前にDVDで「天然コケッコー」を見ていたので、岡田君の成長ぶりにびっくり。

連続放火事件とその周りに必ず出現するグラフィックーアートの謎。
前半は何かあるんだろうな〜と思える含みをもたせながら展開し、
過去の出来事をときどきはさみながら、徐々に家族が抱える悲しい記憶が明らかになる。

兄が殺意をおぼえるシーンは見応えあった。
自らが犯した罪を罪とも思わない嫌らしさのかたまりのような男を演じた渡部篤郎はもちろん、
激しくはないけれども体の内から抑えきれない憎しみや怒りが沸いてくるさまを表現した
加瀬君からも目が離せませんでした。

タイトルにつながる最後の空中ブランコのシーンが
もうすこしファンタジックで目がさめるような映像であってほしかったな。
そうすれば、私の心ももう少しふうわりと浮揚したかもしれない。

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Comment

いやぁ、よくできた映画でしたね〜。

複雑なストーリーがよくまとまってる上に、
ベタつかない程度に家族愛を描いていたりして、
なかなか感心するところの多い映画でした。

| ひで | 2009/06/17 10:47 AM |

>ひでさん

私も楽しめた映画でした〜!
原作を読んでいる人たちにもおおむね好評みたいですね。

さらりとかろやかに家族愛を描いたのがこの映画のポイント
なんでしょうね!

だからこそ、タイトルにつながる最後の空中ブランコのシーンが
もっともっとインパクトあるものであってほしかったなと。

「アヒルと鴨のコインロッカー」はさらに素敵ですよ!
お勧めです♪

| Minita | 2009/06/18 1:02 PM |

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