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『PARIS パリ』


好き度:★★★★☆
「PARIS」
ムーラン・ルージュの元ダンサー、ピエール(ロマン・デュリス)は、心臓病を患い、
アパートのベランダからパリの街を行きかう人々を眺めるだけの毎日を過ごしている。
姉のエリーズ(ジュリエット・ビノシュ)は、彼の身を案じて同居を始める。
パリの街に生きる様々な人々の日常を描く群像劇。

ボンジュール 
見終わった後、なんだかパリジェンヌ気分に浸りたくなり
雰囲気でシャンパンなぞ飲んでみました(←影響受けやすい

モンパルナス・タワー、サクレ・クール寺院やソルボンヌ大学など、パリの名所が次々に
スクリーンに映るたびに、どこをきりとっても絵になる街だなあ・・・とうっとり。

それぞれ悩みを抱えながらも懸命にパリで生きている人々。

3人の子供の世話と仕事におわれているシングルマザー。
美しい女子大生に恋をし、しかも二股をかけられている歴史学者。
兄に「おまえは普通すぎる」といわれて悩んでしまう建築家。
元女房と同じマルシェで今も働いている八百屋。



やっぱり大きな都市だから、物価も高く「金持ちだけの街」になりつつあったり、
仕事にあぶれた若者も多く、移民の不法入国の社会問題もはらんでいて
決して生きやすい場所ではない。
誰もがどこか満たされなくて、なんだか切ない。だから、誰かと触れ合ってつながりたいと思う。

気になる相手がいたら、じっと見つめる。恋を始めるのは、そう難しいことではないのかも。
感情をストレートに表すのが苦手な日本人としては、そのスムーズさがなんだかうらやましい。
交錯する人々の様々な想いが、空気に溶け込んでパリという街を熟成させているのかな。

これが最後かもと覚悟し、その目にやきつけるかのように
ロランがタクシーに乗ってまぶしそうに見つめる、流れていくパリの風景のなんと美しいこと

いつでも、どこかで、誰かが文句を言っている。
けれども。
ただパリの街に生きている、それだけで人生は素晴らしい。

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