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『人のセックスを笑うな』


好き度:★★★★☆
美術学校に通う19歳の青年みるめ(松山ケンイチ)は、ある時、非常勤講師として赴任してきた
20歳年上の女性ユリ(永作博美)と出会い、自由奔放な彼女に振り回されるうちに、恋に落ちてしまう。
みるめにひそかに想いをよせるえんちゃん(蒼井優)や、親友の堂本(忍成修吾)はそんな彼の恋を見守るが・・・。

私、恋愛映画はあまり得意ではなく。
ロマンチックでハッピーエンドな恋も、最後に心中しちゃうような悲恋物も。
どれも、あんまりピンとこないし、感情が揺さぶられることもめったにない。

しかし、この映画は、久しぶりに自分の恋愛温度がキュイ〜ンと上昇
39歳の女が19歳の青年と恋に落ちるという夢物語ってだからではなく、
いや、それも、ちょっとあるかも。)まっすぐに恋をするってことは、いいものだなあと思い出させてくれる。

刺激的なタイトルですが、ベッドシーンはなく、むしろその前後の二人のシーンを印象的に描いている。
床の上に直接寝るのは、背中が痛いからといって、マットを空気で膨らませながら二人でじゃれあうシーンは、
もうこちらが照れ照れになるくらい、自然で愛らしい。恋に落ちたばかりのふわふわとした高揚感満載

台詞が終わっても、二人のアドリブでいけるところまで続ける手法がとられたそうだけど、
永作博美と松山ケンイチの二人のかけ合いは、本当に自然で、素敵だった。
撮影中は、実際松山君はユリに恋をしていたそうだけれど、そうだろうな〜。
永作博美のスッピンであの愛らしさは本当に凄い。
仔猫のようにきまぐれで、自由で、ちょっと目を離すとどこかに行っちゃいそうなユリを、
とても魅力的に演じていました。

「ねぇ〜。寒いね〜。」というユリのリクエストに応え、みるめが長身の背中を丸めて、
しゅぽっとマッチをすって、石油ストーブに火をつけてあげる。
「ユリは甘えん坊なんだから〜。」とか嬉しそうに言っちゃって。
20歳も年下の男の子が、ちょっと男ぶっちゃう。すっごく、可愛いんですけどっ!!
惚れてまうやろ〜っ
そりゃ、ユリでなくても、いっぱいキスしたくなりますよ!
「だって、触ってみたかったんだも〜ん。」 って気持ちも、わかりますとも!(あ。興奮しすぎ。)

しかし、このフワフワとした楽しい時間は、ユリが既婚者だと、さらりと告白したことで一変。

おそらく初めての恋であるみるめの苦悩が始まっちゃうの。
純情な青年にとって、彼女の言動は、理解の範疇をかる〜く飛び越えているのだから。
もう、みるめは、ボロボロになってしまう・・・・。
電話がかかってきても、出れないように、だって、声を聞いたら会いたくなるからといって
携帯電話をぐるぐるまきに・・・(笑)

そんなみるめを密かに想うえんちゃんも、とっても可愛い

ユリの個展に行った時、いつもは長い髪を白いニット帽の中にいれてるんだけど、それを脱いじゃう。
長い髪をたらして、女としての対抗心をチラリと。(ま。ユリは全然気づいてないんだけど。)
腹いせにギャラリーにだしてあったお菓子を全部たいらげちゃうのだ(笑)

ユリとのことで落ち込んでいるみるめに対しても
「ばっかじゃない!!連絡すればいいじゃん!会いたかったら会えばいいじゃん!」と怒っちゃったり。
彼が自分を見てくれないのは哀しいけれど、落ち込んでいる彼を見るのはもっと哀しいんだよね。
自分の気持ちを抑えて、素直になれず、強がるえんちゃんのいじらしいこと・・・・





嫌になるくらい感情的になって、じたばたして、気持ちが空回りして、へとへとになる。
頭ではわかっていても、心は制御不能。
周りからみたら滑稽で、かっこ悪いことかもしれないけれど。
人を好きになるってそういうことだ。 だから、私はきっと笑えない。

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Comment

永作さん、エエですね。
「惚れてまう」松山君が魅力も気になります。

>私、恋愛映画はあまり得意ではなく。
>どれも、あんまりピンとこないし、感情が揺さぶられることもめったにない
俺もそうです。でもこの映画はちょっと見てみたくなりました。

| bobby | 2008/12/13 3:11 PM |

Minitaさん、こんばんは。
これ、リアルナチュラルな胸キュン映画でしたよねぇ。
普段は男女の恋愛ものよりかヒューマンドラマ好きな私ですが、これはグッときた1本であります。
今年の邦画のベスト2くらいかな。
松ケーン。

| かえる | 2008/12/13 8:49 PM |

>bobbyさん

永作さんって、本当に男性に人気ありますよね〜。
この映画でも非常に魅力的でした♪

松山君はタイプではないんですが(笑)
本当に純粋で一生懸命に恋しちゃっているところが
もう、なんともいえずですね〜。ツボ。

あと、蒼井優ちゃんがめちゃくちゃ可愛いよ。

あ〜。恋するっていいなあなんて思いました。
のほほ〜んと、家で見るのが楽しい映画です!

| Minita | 2008/12/14 11:50 AM |

>かえるさん

まさしく胸キュンでした(笑)
淡々とした映画って実は苦手なことが多いのですが、
これはなんだかとっても心地よくて・・・・。
恋するのっていいもんだった!よな〜。そういえばって。

今年の邦画ベスト2にはいるんですね〜。納得。
もう1本はなんだろう???

私も邦画のベスト3を選ぶなら、これはいりますね。

| Minita | 2008/12/14 11:54 AM |

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