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『キャラメル』 @東京国際映画祭


好き度:★★★★☆ 

ベイルートのヘアヘステサロンに集う5人の女性。
彼女はお互いには言えない悩みをそれぞれ抱えていた・・・・。

レバノンっていうと、内戦のイメージが強くて、実際人々がどういう生活を送っているのか、
あんまりピンとこなかったのですが、
この作品で描かれているレバノンの現代の女性たちは、おしゃれして美しくて生き生きしていて
でも抱えている悩みは、不倫、自分の容色の衰え、家族の介護などなど、
「ああ。わかるな〜。」と私たちでも共感できることも多くて。
女性の悩みって、国境を越えるのね・・・なんて思いました。
もちろん、社会の因習やしきたりは、我々のそれよりも厳格であるので、葛藤もより大きいでしょうね。

たとえば、主人公は不倫相手の誕生日を祝おうとして、二人きりになれる場所を探して、
ホテルの予約をとろうとするんですが、ちゃんとしたホテルは、身分証の提示を求められる。
結婚していない男女が一緒に泊まるってことはどうやら許されないらしく、
何件も断われたようやく予約がとれたのは娼婦が男性を連れ込むような場末のホテル。

そんな品のない部屋ですが、彼女は彼をもてなすために、一生懸命掃除したり、風船で飾りつけしたり、
手作りのケーキを準備したりするのですが・・・・。
待てど暮らせど彼からの連絡はないんですね。・・・切ない。

結局、彼のかわりに女友達が駆けつけて、皆でケーキを食べるのですが、
「・・・娼婦に間違われても、ここまでしたのに・・・」と、しょんぼりする彼女に
「うわっ!まずっ!こんなケーキ食べさせなくてよかったわよ〜」なんて励ますシーンは
なんだか泣けちゃいましたよ・・・。

映像も素敵なんですよ。
タイトルにもなっているキャラメルを女性の手で練るシーンから始まるのですが、
その艶やかなキャラメルがなんとも官能的って思ってしまった(笑)
食べる他に、女性は別の使いかたをするのですが、それは見てからのお楽しみで!
ヘアエステサロンの全体の色使いも可愛いし、しっとりした肌の質感まで伝わってくるような
アラブの女性の美しさにもうっとりですよ〜。

女性は好きな映画だと思います♪お正月公開予定

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Comment

Minitaさん、こんにちは。
ユーロスペースは大盛況でしたよー。
そうそう、ケーキがまずいっていうところがすごくよかったですよねー。

| かえる | 2009/02/12 8:40 PM |

>かえるさん

ユーロスペース、盛況でしたか〜!それは素敵♪
女性の悩みは国境を越えるのですね〜。
文化がこれほど違うというのに、彼女達が悩んでいることは本当に共感できたもの・・・。
ケーキがまずいってシーンは、女性の友情をしみじみ
感じました。こういう励まし方ができるのが女だよね!

| Minita | 2009/02/12 10:17 PM |

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『キャラメル』
甘くてスパイシー。味わい広がるレバノンのキャラメル。 ベイルートのエステサロンに集う女性たちの物語。レバノンにこんなにハートウォーミングな女性群像劇が誕生したなんて嬉しくなっちゃう。アカデミー賞外国語映画賞部門のレバノン代表だったりと、すこぶる評判

| かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY | 2009/02/12 8:37 PM |

『キャラメル』
渋谷のユーロスペースで上映してるレバノン産映画『キャラメル』を観てきました。 映画を見始めた時に間違って併設の『愛のむきだし』を上映してるスクリーンに入ってしまって、3分くらいそのことに気付かなかったバカな自分w。 てっきり予告編で流れてるのかと思っ

| cinema!cinema! ミーハー映画・DVDレビュー | 2009/02/19 10:34 PM |