字幕版では拾えなかった台詞のニュアンスが吹替版では網羅されていてやっぱりよかった!
たとえば、ミランダが結婚式前日にビッグに思わず言っちゃう言葉。
「結婚なんて最悪よ!」
この一言でビッグが結婚式から逃げ出したわけではないのだけれど、
結構彼にとってはインパクトある言葉のはずなんだけど・・・と思ってたのですが、実際は
「結婚するなんてどうかしてる! 結婚なんてすれば何かもだいなしよ!」でした。
あと、ミランダがスティーブと復縁するかどうか迷っていて公園でキャリーと話すシーンがありましたが、
キャリーがミランダにしているアドバイスが素敵でした。これも字幕版では気づかなかった・・・。
「ミランダは弁護士だから、どちらかの立場にたって理論的になるのよ。
でも、こういう決断は理屈でなくて感情で決めなきゃ。
その時になったら、結論がスト〜ンと腑におちるものよ。
そうなったら理屈なんて放っておくのよ。理屈じゃなくて、感情。」
このアドバイスがあったからこそ、ミランダは橋に向かう前にコーヒーショップで、
スティーブのいいところ、わるいところをリストアップして結論をだそうとしているのだけれど、
結局は、コーヒーのミルクの白いひげをつけた自分を鏡で見て、
自分が欲しているものがわかる!・・・・あのシーンにつながるわけです。
また、キャリーがペントハウスのクローゼットでビッグに再会して思わず駆け寄ってしまうシーン
「理屈じゃない、愛なのだ。」にも続くんですよね。
脚本、うますぎ。
あと、シモねたになりますが、サマンサの犬が間違って隣のセクシーなサーファーが
シャワー浴びているデッキに登っちゃうところの爆笑いいまつがいシーン。
「My dog ran up on your dick....deck!」
これ、字幕ではあんまりピンとこなかったのですが、
吹替えは、「私の犬が、あなたのペニス・・・じゃなくてテラスに」 こっちのほうが笑えましたね
他にいいな〜と思った台詞。
ビッグとキャリーのやりなおし結婚式でラストにビッグがキャリーにささやく誓いの言葉は
「わたしのもの、あなたものもの、わたしたちのもの」でした。
ヴェートーベンのラブレターからの引用でしたね。
キャリーとルイーズが二人で飲んでいるシーン。
「20代は楽しまなきゃ。30代は経験を積んで、40代はお酒をおごる!」
こういうかっこいい40代になりたいものです・・・・、うん。
ラストシーンで流れる曲「ALL DRESSED UP IN LOVE」もいいですね
ジェニファー・ハドソンはここで歌ってるんだ・・・と改めて気づきました。
というわけで、まだまだ続きますよ(・・・え?)