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好きな映画を中心に日々感じたこと、あれこれ。
好き度:★★★★☆
「Knockin' on heaven's door」
余命わずかと宣告され、末期ガン患者の病棟で同室となったマーチン(ティル・シュヴァイガー)と
ルディ(ヤン・ヨーゼフ・リーファース)。
「天国じゃ、みんなが海の話をするんだぜ!」
二人はベンツを盗んで病室をとびだし、海に向かう。しかし、その車には大金が積まれていた・・・・。
死を目の前にした二人が病院の中で、塩とライムでテキーラをあおるシーンから、かっこいい!
そして、「海を見たことがない」というルディの一言で海を目指して二人は病院を脱け出すことに・・・。
失うものは何もない二人なので、手始めに車を盗み、強盗をはたらき、やりたい放題!
しかも、盗んだ車にはギャングの大金がはいっていたため、ギャングから追われるはめに。
はちゃめちゃな旅の過程はスタイリッシュに、コミカルに描かれていてとっても楽しい!
マーチンとルディを追うギャングのコンビは、まるでブルース・ブラザーズのように
どこかぬけていて、とぼけているから、さらに笑えるんだよね
警察は警察で、空回ってばっかりで、二人をなかなかつかまえることができないんだもん。
何度か激しい銃撃戦があるんだけれど、誰ひとり弾丸にあたりゃしないし〜(笑)
人生最後の打ち上げ花火のように、はじけて旅を楽しんでいるかのような二人なんだけれど、
時間はそんなに残されていない・・・そんな事実が時々影をおとすのがなんとも切ない。
死ぬ前にしたいことリストの筆頭にあげた願いをお互いがかなえてあげるところは、沁みた。
同じタイミングで死を宣告されていなかったら、友人にはおそらくなっていなかった二人。
でも、旅を続けるうち強い絆がうまれ、二人はお互いこれ以上ないってくらいの相棒になる。
海を見たことのないルディのために・・・といいながら、実はマーチンも海を見たことがなく
それを隠してかっこつけてるところが、また泣けるのよ。
ラストシーン。
ようやく二人がたどりついた海は、くすんだような色をしていて、海と空との境界があいまいな
なんだか、厳かなたたずまいだった。
あれは二人の目に映った天国かもしれないな・・・・。
男同士の友情ものには、滅法弱いです。そして、笑いと泣きが共存するところも好み。
というわけで、私のロードムービーベスト3入り決定〜
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