スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |

My Best Movies of 2016

JUGEMテーマ:映画

 

 .屮螢奪検Εブ・スパイ(Bridge of Spies) スティーヴン・スピルバーグ監督

 

 

 

▲▲エリアス(Aquarius) クレベール・メンドンサ・フィリオ監督

 

 

 

最後の追跡(Hell or High Water) デヴィッド・マッケンジー監督

 

 

 

い気兇覆漾45 years) アンドリュー・ハイ監督

 

 

 

ゥ螢奪廛凜.鵐Εンクルの花嫁 岩井俊二監督

 

 

 

Δ佞げんな過去 前田司郎監督

 

 

 

溺れるナイフ 山戸結希監督

 

 

 

┐海寮こΔ諒匐に 片渕須直監督

 

 

 

グッバイ、サマー (Microbe et Gasoil) ミシェル・ゴンドリー監督

 

 

 

スティーブ・ジョブズ (Steve Jobs) ダニー・ボイル監督

 

 

My Best Movies of 2015

JUGEMテーマ:映画

.ぅ鵐劵▲譽鵐函Ε凜.ぅ后Inherent Vice) ポール・トーマス・アンダーソン監督

 

 

 

⇒恐の掟(A Walk Among the Tombstones) スコット・フランク監督

 

 

 

L召發覆塀の中の王(Starred Up) デヴィッド・マッケンジー監督

 

 

 

ぅ薀屐Ε丱肇襦Mes Seances De Lutte/Love Battles) ジャック・ドワイヨン監督

 

 

 

ズは正しくあの時は間違い(Right Now, Wrong Then) ホン・サンス監督

 

 

 

ξ人たち 橋口亮輔監督

 

 

 

Д織シー(Taxi Tehran) ジャファール・パナヒ監督

 

 

 

┐錣燭靴鵬颪Δ泙任1600キロ(Wild)  ジャン=マルク・ヴァレ監督

 

 

ビッチハグ(Bitch Hug) アンドレアス・エーマン監督

 

 

ジャクソン・ハイツ(In Jackson Heights) フレデリック・ワイズマン監督

 

 

 

My Best Movies of 2014

誰よりも狙われた男 (A MOST WANTED MAN)  アントン・コービン監督


イーダ (Ida) パヴェウ・パヴリコフスキ監督

 

LIFE!(The Secret Life of Walter Mitty) ベン・スティラー監督

 

ぅぅ鵐汽ぅ鼻Ε襦璽Εン・デイヴィス 名もなき男の歌 (Inside Llewyn Davis)

ジョエル&イーサン・コーエン監督

 

ビフォア・ミッドナイト(Before Midnight) リチャード・リンクレイター監督

 

へウォンの恋愛日記(Nobody's Daughter Haewon) ホン・サンス監督

 

物語る私たち(Stories We Tell) サラ・ポーリー監督

 

草原の実験(ISPYTANIE/TEST) アレクサンドル・コット監督

 

おとぎ話みたい 山戸結希監督

 

馬々と人間たち(HROSS I OSS/Of Horses and Men) ベネディクト・エルリングソン監督

My Best Movies of 2013 (新作編)

  1. ザ・マスター(The Master) ポール・トーマス・アンダーソン監督 
 
 2. 孤独な天使たち(Io e Te) ベルナルド・ベルトルッチ監督 
 3.わたしはロランス(Lawrence Anyways)グザヴィエ・ドラン監督
 4.かぐや姫の物語 高畑 勲監督 
 5.スカイラブ(LE SKYLAB) ジュリー・デルピー監督
 
 6.  フライト(Flight)ロバート・ゼメキス 監督 
 7.ドラッグ・ウォー 毒戦(毒戰/DRUG WAR) ジョニー・トー監督
 8.オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(Only Lovers Left Alive)
       ジム・ジャームッシュ監督 
 9.サウンド・オブ・ノイズ(Sound of Noise)
       オラ・シモンソン&ヨハネス・シェルネ・ニルソン監督
 
10. ペコロスの母に会いに行く 森崎東監督

My Best Movies of 2012(新作編)

2012年新作鑑賞本数は211本(劇場公開作品:168本, 映画祭&特集上映作品:43本)。 
今年は新作は減らそうと思ったのに、結局昨年より増えてしまいました・・・。
(いろんな情報がはいってくるからいかんのや・・・。)
さらに旧作鑑賞数も昨年より増えまして、これが傑作揃いだったので、
新作編とは別に後日、旧作べスト作品を挙げたいと思います!

さて、マイベスト10(新作編)です。(10位は同点2本なので合計11本)。
基本は1本の映画に様々な意見があって当然と思うほうなのですが
それでも目の前で他人がけなしたら、
心穏やかではいられないくらい好きな作品はどれかという基準で選択しました。
よって、下記の作品に対する批判に対しては不寛容です、私(笑)。


 1. 裏切りのサーカス(TINKER TAILOR SOLDIER SPY) トーマス・アルフレッドソン監督

   

007みたいに派手なスパイ映画じゃないですが、
じわりと詰められ気づけば圧巻のチェックメイト!
スパイを演じるキャストが、皆惚れ惚れとするくらいかっこよかったです。
彼らの視線の交錯は、台詞の空白を補って余りあるほどエモーショナルで
遠くから見つめるだけの己がもどかしくなるほど。
女がちょっと立ち入ることはできない男たちのドラマって、好きなんですよね。
そして、忠誠のために大切なものを切り捨て失った孤独な男たちの涙の色っぽさときたら!
LA MERが流れるラストシークエンスの美しさは今年最高じゃないでしょうか。
完 璧 で す !!

 2. きっとここが帰る場所(THIS MUST BE THE PLACE) パオロ・ソレンティーノ監督

   

誰もが喪失や後悔を抱え、帰らせてもらえる場所に気づきに大人になる。
どこか奇妙なトーンなんですが、
世界は美しいもので満ちていることを改めて信じたくなる、そんな映画でした。
白塗りメイクで泣き笑いの表情を貼り付けた大人になりきれない
中年ロッカーを演じるショーン・ペンの巧さ!
亡くなった父(なぜかナチハンター!)の人生を辿る旅の過程で
出会う人達との会話が素敵に可笑しかったです。
ふわふわ漂い優しい目線のようなカメラワークも好きでした。

 3. 預言者(UN PROPHETE) ジャック・オディアール監督

   

天涯孤独な青年が刑務所内で、知恵を 度胸を 仲間を 我が物にし
徐々に精悍な顔つきに変わっていくさまに圧倒されました。
凄惨なシーンがあるにもかかわらずそれが清々しかったり、
青年の成長に反比例してマフィアのボスが萎んでいく対比も面白かったですねぇ。
今後の彼の前にも預言者は現れ、今度はマクベスのように苦しむのかもと
想像できる余白も含めて素晴らしかったです。

4. この空の花−長岡花火物語 大林宣彦監督


日本人よ、今見るべき映画はこれだ!
全ての爆弾を花火に変えよう。戦争にはまだ間に合う。
時間も空間も手法も自由自在に枠を超えているその表現は「狂ってる!」と思うのに
怒涛の如く伝わってくる思いはとてもストレートに心に響きました。
ずっと忘れないと思います。
一輪車のわっか。花火の輪。平和への祈りと未来への希望でつなぐ円環。
天災や人災で幾度傷ついても途切れることなく、途切れさせることなく。

 5. テトロ 過去を殺した男(Tetro) フランシス・フォード・コッポラ監督


3人の心象が鮮やかに映しだされる、陰影が美しい白黒の世界に魅せられました。
光の呪縛から解き放たれ、止まっていた時間が動きだすラストの幸せな余韻!
その余韻にずっと浸っていたくなる、こんな映画にはそう出会えないと思います。

 6. 戦火の馬(War Horse) スティーブン・スピルバーグ監督


ザ・画力!とても美しい映画でした。
ジョーイが草原を、森の中を、砲弾を飛び交う中を
人間の営みを気にもかけずに疾走していくワンシーン、ワンシーンが全て素晴らしく
生命の躍動そのものの美しい姿が脳裏に焼きついて離れないんですよね。

 7. アニマル・キングダム(Animal Kingdom) デヴィッド・ミショッド監督


直接的な言及はなくても過去まで透けて見える各人の人物描写の素晴らしさで
一気にひきこまれました。
逃れられない弱肉強食の力関係は
自我を封印していた少年をぐらぐら揺さぶり強引に変えていく。喰われないために。
複雑な感情と計算がいりまじるあの一見穏やかなあの抱擁は今年ベストハグ!

 8. 虹色ほたる〜永遠の夏休み〜 宇田銅之介監督


私もタイムスリップして、こんな古きよき田舎の夏休みを満喫したい!と思うほど
素敵だったのだけれど、単にノルタルジックな映画じゃなく。
夏祭りの疾走シーンから世界がぐんにゃり変容し、
物凄い勢いで加速し体ごと持っていかれる感覚が忘れ難いのです。
さらに、今年一番のロマンチック映画だったりもしたなぁ。
眩いほどの光の洪水と握った手のぬくもり。

 9. フィッシュ・タンク(FISH TANK) アンドレア・アーノルド監督


特集上映「世界三大映画祭週間2012」で鑑賞。

半ば育児放棄な奔放な母親に育てられ、どこにも居場所がなく、鬱屈とした怒りをもてあました
少女ミアを演じたケイティ・ジャービスが素晴らしかった!
もう見ていて痛々しくて息苦しくて・・・。
そこに初めて現れる自分を気にかけてくれる大人の男を登場させるのがずるい。
父性溢れる感じで、セクシーで、卑怯な男をM.ファスベンダーがけしからんほど好演。
そして傷つきながらも これじゃダメだと見切りをつけ、
水槽から飛び出そうとする少女のラストのダンス。
風船が辿りつくのはカリフォルニアの青空のように晴れやかな場所であってほしいと
心から願いたくなりました。

10.テイク・ディス・ワルツ(Take This Waltz)  サラ・ポーリー監督


ときめきがなくなった男と女の関係は持続できる?
ミシェルの心許なげに揺れる表情と緩い体のラインの破壊力よ!
隣に誰かいるからこそ、ちょっとしたずれで生じた隙間が身にこたえる時がある。
埋めようと手にいれたものも直ぐに色褪せる・・・。
ワルツを踊る相手を変えていってもぐるぐる回りながらきっと終わりがなく。
女性の心情をかなり逃げずに描いていたなぁと思いました。
(浮気相手が夫と比較してもそれほどいい男ではないところとかね。)
ラストの彼をはっきり映さなかったところが、なんともこたえました・・・。

10.ライク・サムワン・イン・ラブ(Like someone in love) アッバス・キアロスタミ監督


誰かとつながりたいという思いは、時に残酷で切なくて少し滑稽。
自分の思いだけで空回りし、相手に受け止めてもらえない一方通行の言葉たちが
閉ざされた空間で乱反射するものだから、
どちらに向うのか3人からずっと目が離せなかったです。
そして全力で集中して見ていたところに、ラストのあれですよ!寿命が縮まった!

My Best Movies of 2011

2011年鑑賞本数190本(劇場公開作品:148本, 未公開作品:42本)。
今回は未公開作品もいれてベスト10を選びました。

2011年。
3/11以来、連日テレビで流される映像で頭が飽和状態になり
しばらく映画は見たくなくなりました。
現実のインパクトが映画のそれにまさるなんてね、考えたこともありませんでした。

それでも時間が経ち徐々に落ち着くと
再び映画館通いが復活し、終わってみれば昨年より本数見てました。
何かにせかされるように見てました。
気がふさぐことが多かったら、映画館に逃げ込んでいるところがあったかもしれません。

なのでしんどいことも多いけれど、続いていく現実に、
微かであっても温かい光をあててくれた映画を上位に選んだような気がします。

2012年は映画を普通に楽しめる年でありますように・・・。
あなたにとっても、私にとっても。

1.  さすらいの女神たち (Tournee) マチュー・アマルリック監督


個々が持つ寂しさや孤独は完全に消し去ることはできなりけれど、
隣ににいる人の微かなぬくもりで人生続けていける。もう沁みた、沁みた。
スポットライトを浴びる彼女らの豊満な肉体の艶やかさと
どうしようもないダメ男(但しキュート!)をも包み込み懐の深さが素晴らしかったです。


2.  イリュージョニスト (L'ILLUSIONNISTE)シルヴァン・ショメ監督


少女は人生を変えてくれる魔法を望み、老手品師はつかのまの温もりを。
苦くて温かい。続いてく人生を噛み締める。
訪れたこともない街なのに一緒に旅している気分になるような空気感が素敵で
しかもほとんど台詞がないのに伝わってくる想いは何層にも拡がる。
アニメーションでここまで表現できることに驚きました。


3.  嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 瀬田なつき監督


二人が抱える闇はとてつもなく深いのに、
どうしてこんなにポップで軽やかに描けるのかしら。爽やかな風さえ感じるほど。
みーくん、まーちゃんと呼び合う音のなんと優しい響き。
ただの名前ではなくお互いが現実にとどまっていられるための唯一の灯り。
ラストの幸せそうな二人の「出会い」に涙がとまらず。
瀬田なつき監督は「5 WINDOWS」も素敵でした。


4.  緑子/MIRODI-KO 黒坂圭太監督


縦横無尽に蠢き、喰らい、排泄する住人達の饗宴からもう一瞬たりとも目が離せず。
本来は苦手な筈のグロい描写もなぜか快感に感じる不思議。
普段理性で抑えている欲求をぐらぐら刺激され、裡からこみあげる笑いがとまらない。
今まで経験したことのない衝撃をくらった作品。
(『マンテーニャの星』は監督がお子さんと一緒にお風呂にはいっている時に
自然に歌っていた鼻歌であったという話も衝撃的でした!!(笑))


5.  雨さえも〜ボリビアの熱い一日 (Tambien la lluvia) イシアル・ボジャイン監督


ラテンビート映画祭で鑑賞。
コロンブスによるボリビアの植民地化の歴史映画を製作中に、
現地で起こった水戦争を目の当たりにする映画制作スタッフ達。
水を独占する先進国企業に対する現在の国民と、
スペインに征服され搾取され続ける映画の中の原住民達。
理不尽さに対する二つの怒りがいつしかダイナミックに重なりあっていく構成が見事。
自信喪失気味の監督や、我侭し放題の役者をなんとかなだめながら
映画製作を軌道にのせようとするプロデューサー役のルイス・トサルがよかったです。
プロデューサーって大変なんですね・・・・。


6.  ミッション:8ミニッツ (Source code) ダンカン・ジョーンズ監督 


2010年の「月に囚われた男」に続き、2011年もベスト10にいれましたよ!
ダンカン・ジョーンズ監督♪
事件発生前の8分間に何度も戻り犯人探しをするという設定はとても面白くて
ずっと緊張感が途切れなかったですし、
映画終了後の世界はどのように続いていくかを思考する余白まで残してくれて
しかもロマンチック・・・。あのシーンは美しかったです。


7.  ブルー 初めての空へ (RIO!) カルロス・サルダーニャ監督 


ラテンビート映画祭で鑑賞。
ジャングルで極彩色の鳥たちがサンバのリズムに合わせて
歌い舞うオープニングから鳥肌もの!これは3Dで見たかったほど。
都会育ちのヘタレで口ばっかり達者なインコ、ブルーの声はジェシー君で
とても合っていました。徐々にたくましくなっていく姿が可愛いくて。
クライマックスのリオのカーニバルシーンは最高に楽しいです!
DVDになっているので是非みてみてください♪


8.  MAD探偵 7人の容疑者 (神探)ジョニー・トー監督


天才なのか狂人なのか、独特な才覚を持つ探偵、ラウ・チンワンの存在感。
相手の別人格がわかる・・・って、こう表現するか!と。
笑っちゃいましたね。もうヘンな映画!!(褒めている。)
なんといっても7人が後ろに連なり口笛吹いて歩くシーンが大好きです。
鏡を使った銃撃シーンにも痺れました。


9.  アリス・クリードの失踪(The Disappearance of Alice Creed)
J・ブレイクソン監督 


まず、冒頭の拉致・監禁までの流れ作業のような犯人コンビの手際の鮮やかさが見事で。
しかもほぼ部屋の中というワンシチュエーションで展開される3人の心理戦は、
攻守めまぐるしく交代してビリビリきましたよ。
そして、ラストでタイトルの巧さに唸るという・・・。かっこいい!!
この監督の名前は覚えておこうと思いました。


10. サブマリン (Submarine) リチャード・アイオアディ監督


東京国際映画祭で鑑賞。
映像も音楽もキュートで、後で「よかったなぁ」とニヤニヤ思い出すカットが多く。
冒頭のモノローグはアメリの少年版みたいで笑いました。
一風変わったモテナイ君とちょいぶすむくれた彼女のキスシーンがとってもよかったです。


【次点】
愛の勝利を〜ムッソリーニを愛した女〜(VINCERE) マルコ・ベロッキオ監督



イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ (Exit Through the Gift Shop)
 バンクシー監督



マネーボール (MONEYBALL)  ベネット・ミラー監督


My Best Movies of 2010

1. マイレージ、マイライフ (UP IN THE AIR)ジェイソン・ライトマン監督


2. バッド・ルーテナント(Bad Lieutenant:Port of Call New Orleans)
ヴェルナー・ヘルツォーク監督


3. プリンセスと魔法のキス(The Princess and the Frog)
ジョン・マスカー監督&ロン・クレメンツ監督


4. 半分の月がのぼる空 深川栄洋監督


5. ローラーガールズ・ダイアリー (WHIP IT)ドリュー・バリモア監督


6. シルビアのいる街で (En la ciudad de Sylvia) ホセ・ルイス・ゲリン監督


7. ヘヴンズ ストーリー 瀬々敬久監督


8. 月に囚われた男(MOON)ダンカン・ジョーンズ監督


9. インセプション(Inception)クリストファー・ノーラン監督


10.ヒックとドラゴン(How to Train Your Dragon)
ディーン・デュボワ監督&クリス・サンダース監督


 

My Best Movies of 2009

2009年に鑑賞した本数は、152本(日本公開作品110本、未公開作品42本) でした。
2008年の鑑賞本数は80本でしたから、ほぼ2倍になってますねー。
見たいと思った作品はほとんどカバーできているので、2010年も150本程度が目標かな。
ベスト1〜4までしか、個別記事を書けていないのは情けないのですが・・・。
2010年は頑張る!

 1.グラン・トリノ(Gran Torino)クリント・イーストウッド監督


 
   個別記事参照 → 

2.母なる証明(MOTHER)ポン・ジュノ監督


 
 個別記事参照 → 

3.チェ 28歳の革命(The Argentine)、チェ 39歳別れの手紙 (Guerrila)
スティーブン・ソダーバーグ監督 



  個別記事参照 →   

 4.レスラー(The Wrestler) ダーレン・アロノフスキー監督


 
 個別記事参照 → 

 5.イングロリアス・バスターズ (Inglourious Basterds)
クエンティン・タランティーノ監督



血沸き肉踊る。これこそ映画の醍醐味ー。
復讐、絶対悪の敵、銀幕に映える華やかな女優、そして過去の映画に対する溢れんばかりの愛情!
いろんな要素がてんこもりで、なんと贅沢で興奮する映画なんだろうか。
第1章と地下の酒場シークエンス、会話だけでじりじりと緊張感を演出する手腕に痺れた。
四ヶ国語を駆使し、粘着質ないやーな大佐を演じたクリストフ・ヴァルツに惚れ惚れ。

6.愛のむきだし 園子温監督


4時間半という長さを感じられないくらい、心奪われ。
いつも刺激されない感情が、がしがしと揺さぶられた。私もむきださねばと。
新興宗教、盗撮、同性愛、子供への虐待など、ヘビーな話題を盛り込みつつも
全編を貫くのが純愛っていうのが泣かせるし、不思議なほど清々しい後味だった。
アクションシーンも痛快だったし、若手俳優陣の熱演も素晴らしかった。

7.リミッツ・オブ・コントロール (The Limits of Control) ジム・ジャームッシュ監督

 

ため息がでた。 映像のひとつひとつが、アートのように美しく見ていて全然あきない。
大好きなスペインを舞台にしたロード・ムービーというところもツボ。
役者も音楽もあまりにもクールで、クラクラしたよ。
台詞はあんまりなく、あっても抽象的でよくわからないけれど、
想像力を駆使し、主観で自由に楽しめるのがいいじゃない。
一見シンプルではあるのだけれど、観る人それぞれの解釈でその魅力は無限大に拡がる。
こういう映画を見られるのであれば『人生は生きる価値がある』と私は思うよ。

8.ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー(Hellboy :The Golden Army)
ギレルモ・デル・トロ監督

 

キモ可愛いクリチャーがいっぱい! 歯の妖精(?)と巨大豆の木の精も!
ギレルモ・デル・トロがつくりあげる世界は陰がかもしだす美しさに満ちている。
強烈に惹かれます。グロテスクぎりぎりなんだけれど、本当に美しいぴかぴか(新しい)
主要キャラも異形のモンスターでありながら、なんと愛らしいのでしょうか。
切ない恋心を抱えてエイブとヘルボーイがビール飲みながら歌っちゃうのが
バリー・マニロウの「CAN’T SMILE WITHOUT YOU」なんだもん!
アクションシーンも、迫力あってずっとわくわくしっぱなしだった! 

9.ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式(Death at a Funeral)フランク・オズ監督



今年一番笑って最後にはホロリときた愛すべき映画。
フランク・オズ監督作品。(ヨーダ!!)
お葬式に集った個性的な家族、親戚、友人たちが、
それぞれ勝手なことをやりはじめ・・・。
棺桶に父親じゃない遺体がはいっていたオープニングから笑いっぱなしだった。
お葬式なんておよそ笑いに似つかわしくないシチュエーションだから、
余計可笑しさは増幅する。排泄ネタであんなに笑えるとはー。
収拾をつけようとする喪主の気弱な兄が、どんどんカラ回りしちゃうところも
気の毒やら可笑しいやらで。
でも、ただのドタバタ喜劇ではなく、ブラックな笑いも織り交ぜてあるところが好み。
しかも、まさかラストで泣かされるとはねー。

10. あんにょん由美香 松江哲明監督



34歳で急逝した女優林由美香さんを追ったロード・ムービー風ドキュメンタリー。
彼女のプライベートな映像は一切でてこなくて、
出演した作品の映像や、一緒に映画の仕事をしていた人たちの話により
彼女がどういう人だったのか、彼女を知らなくても不思議とだんだんみえてくる。
映画の仕事をとても愛していた女性なんだろうなと思う。
どんな小さな仕事でも、力抜くことなく、監督が望むのであれば、
いかなる要求であろうとさらりと受け入れ、表現する。
(実録不倫自転車旅行は、すごいわ・・・。)
彼女のことを語る男性は一様に
「母親に見捨てられた小さな子供」のような表情を浮かべていたのが印象的。
「・・・あんな女、いねぇよな。」 なんてポツリと呟いたり。
「誰かが記憶している限り、人は亡くならない。」という言葉が沁みた。

11. クリーン(Clean) オリヴィエ・アサイヤス監督



『夏時間の庭』もよかったのですが、私はこちらを。
ジャンキー女を演じるマギー・チャンがよかった。
かなり自分勝手で共感できない女なのだけれど、つまづき、ぶつかり、
悪態をつきながらも息子のためにちょっとずつ再生しようとする姿がリアルで、
次第に応援したくなった。
ようやくひとつのきっかけをつかんだ時に、
彼女がみた眼下に広がる風景の美しさといったら。
息を呑んだ。ふんばり続けたからこそ見える景色。

12. エレジー(ELEGY) イザベル・コイシェ監督



若くて美しい娘と初老の男。「むきだせない大人」のための上質な恋愛映画。
経験も年齢も重ねると先が想像ついてしまい、
相手と向きあうことが怖くなるって痛いほどわかるわ。
一度離れてしまった二人の距離が、「死」を意識することで立場が変わり、
再び静かに寄り添えるようになるラストは、静謐で、切なくて、胸が締めつけられた。
映像や音楽もとても素敵で、コイシェ監督作品はかなり自分は好きなのだと、
再認識した映画でもありました。



前記事と3位を変えちゃいました。
「レスラー」も僅差なのですが、冷静に考えるとやっぱり「チェ」かなーと思ったので。
不器用なまでに自分の思うところを貫きとおす生き様を「うぉりゃー!」と
見せられた作品が上位に多いですね。

以下、雑感。

それほど本数は多くないものの、見た韓国映画が全てが面白く、
レベルが高いと思った年でした。
「映画は映画だ」「チェイサー」「母なる証明」「牛の鈴音」また、
もうじき公開の「息もできない」や、映画祭で見た「キング・コングを持ち上げる」なども。

そして、ドキュメンタリー映画も豊作揃いだったですねー。
「あんにょん由美香」はもちろん「ライブテープ」も素晴らしかった松江監督作品は、
これからも観ていきたいです。
「マン・オン・ワイヤー」「アンヴィル」「アニエスの浜辺」
「ファイティング・シェフ」 「マラドーナ!」もよかったなー。

そして、エポックメイキイグな作品だと思ったのが「アバター」。
(そういえば、私の3D映像初体験は、
USJのアトラクション「ターミネーター供。D」なのですが、
その映像もジェームス・キャメロン監督でした。その時もかなりびっくりしたっけな。)
あの臨場感は鳥肌もので、実際、パンドラという惑星に本当にいるかのようで・・・。
この作品の成功で、3D映画はどんどん増えるのでしょうね。
眼精疲労の蓄積はつらいけど。

また、2009年は前年より映画祭に足を運び、
好きだなーと思える作品が多かったのも嬉しく。
未公開作品なので上記には挙げませんでしたが、番外編として別途書きます!

My Best Movies of 2008

本日でとりあえず見たい映画は全て鑑賞。
2008年の鑑賞本数は79本(日本公開作品:70本 日本未公開作品:9本)でした。

ではでは、今年の私のベスト10。

1.潜水服は蝶の夢を見る

Le scaphandre et le papillon ジュリアン・シュナーベル監督


  

詩情溢れる美しい映像、観客を主役の目線に引き込む脚本と演出の巧さ。
左目のまばたきだけで全てを表現したマチュー・アマルリックの演技の凄さ。
全てが素晴らしく、言うことなし!
どんな困難な状況であっても、希望とユーモアを忘れずに生き抜くことが大切〜。
 
2.アメリカン・ギャングスター

American Gangster リドリー・スコット監督

  

刑事とマフィア。

対照的な位置にありながら本質的には似ている二人の男の対決に痺れ。

さすがのラッセル・クロウとデンゼル・ワシントン。

ボクシング会場のシーンにぞくぞくきましたね。

3.ダークナイト The Dark Knight クリストファー・ノーラン監督


  

  エンターテイメントとしては最高のクオリティ。
  正義が悪を倒すという単純なストーリーではないところに惹かれました。
  ヒース・レジャーが命を削ってうみだしたジョーカーの「最凶」な存在感はいうまでもなく。

4.ぐるりのこと。 
橋口亮輔監督

 
  

何があっても離れずにそばにいる、こういう夫婦の絆っていいですね〜。
泣けました。実際の事件を彷彿とさせる裁判シーンも印象的。
 
5.落下の王国 The Fall ターセム・シン監督 

       

物語を紡ぐことの素晴らしさと
サイレント時代から延々と続く映画にかける人々の情熱。

 幻想的な映像は全てCGなしでオールロケーションということに感動。
まだまだ世界は広い〜!

6.アフタースクール 内田けんじ監督

 
     

 気持ちいいほどに最初から思いっきり騙されました・・・・。
 全く先が読めないストーリー展開に唸り、ラストでは気持ちがあったかくなる。
邦画界にこういうオリジナル脚本がかける映画監督がいることが凄く嬉しい。

7.ゼア ウィル ビー ブラッド 

There will be Blood ポール・トーマス・アンダーソン監督

 
   

 後味悪いので、本来は好みの映画ではないのですが、
 好き嫌いを凌駕する、開拓時代のアメリカを貪欲に生き抜いた男の負の引力に抗えず(苦笑)
 ダニエル・デイ・ルイスは凄かったけど、宣教師役のポール・ダノも負けてなかったな〜。

8.エグザイル/絆 放・逐 ジョニー・トー監督


  

      スローモーションのガンアクションシーンの芸術的な美しさにフォーリン・ラブ!
  見返りをもとめず、ただ友情のために命を張る男たちのダンディズム。
  女としてあこがれる世界です。ジョニ・トー監督にはこれからも注目していきまっす!  

9.トロピック・サンダー/史上最低の作戦

Tropic Thunder ベン・スティラー監督

 
  

今年、もっとも笑えた映画です。RDJの復活ぶりも嬉しく(笑)

しかも、ゴールデングローブ助演男優賞に二人もノミネート(RDJ & トム・クルーズ)
ただのお馬鹿映画と思いきや、戦争ものとしてもしっかり作ってありましたし、
自虐ネタや、ハリウッド批判ともとれるパロディに笑いっぱなし。
これも映画愛に溢れた作品でしたね〜。

10.永遠の子供たち

El Orfanato フアン・アントニオ・バヨナ監督

  

幽霊もの苦手・・・ですが、ちょっとした映像、音、台詞が全て伏線となって

ラストに集約されるのはお見事。切ない、と同時に、幸せな気持ちにもなれる不思議な作品。


以下、雑感。

今年は、「映画愛にあふれた映画」の良作が多かったですね〜!
「ザ・マジックアワー」「僕らのミライへ逆回転」「落下の王国」「トロピック・サンダー」
アプローチはそれぞれ違うものの、どれも大好きでした!

「ぐるりのこと。」「歩いても歩いても」「トウキョウソナタ」 通称アラフォー三部作。
確実に20代の頃の私だったら理解できなかった作品だと思います。
近しい人だからこそ、距離感をとるのが難しかったり、揺らいだり・・・。

逆に20代の頃に見たかったのが「イントゥ・ザ・ワイルド」。
主人公の痛々しいほどの青臭さが、切なかったです。大自然の美しさにも感動。

「人のセックスを笑うな」も大好きで、本当はベスト10に入れたかった〜。
その過激なタイトルと裏腹に、切なくて可笑しくて純粋な恋心満載のラブリーな作品でした。
井口奈己監督には今後も期待〜!

「パコと魔法の絵本」も笑いと涙が共存する素敵な映画でした。
カラフルで美しく楽しい映像もいいし、「COOL JAPAN」を象徴する映画として
世界で勝負できるんじゃないかしらと。

今年は、自分の映画の見方がよりフレキシブルになったように思います。
やっぱり、映画オフやブログを通じて知り合った映画好きな人たちとの出会いが大きく。
おかげでいつもは敬遠していたけれど、勧められたから見てみようかな〜!
なんて思った映画がおもいのほか素晴らしく。食わず嫌いは反省しよう(笑)

出会えた全ての皆様に感謝、感謝です。本当にありがとうございました。

来年も好きな映画にたくさん出会える年でありますように・・・。

| 1/1PAGES |